オフィスにパーテーションを導入する際、まず検討したいのがカタログ請求です。とはいえ、実際にどのような流れで進むのか、何を準備すればよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。本記事では、カタログ請求の流れを基本ステップから請求後の見積もり依頼まで、業界の視点も交えながら分かりやすく解説します。
カタログ請求の流れとは|結論から解説

カタログ請求の流れは、公式サイトの請求フォームから必要事項を入力し、送付を待つというシンプルな手順が基本です。ここではまず全体像を押さえたうえで、実際にどのくらいの日数がかかるのかを見ていきましょう。
カタログ請求の基本ステップ
カタログ請求の流れは、大きく分けて「フォーム入力」→「送信」→「発送」→「到着」という4段階で進みます。多くのパーテーションメーカーでは公式サイトに専用の請求フォームを設けており、会社名や担当者名、送付先住所などの情報を入力するだけで手続きが完了します。
近年はWeb完結型の請求が主流となり、電話やFAXでのやり取りは少なくなってきました。フォーム入力後は自動返信メールで受付完了の連絡が届くケースが一般的です。この一連の流れを理解しておくと、複数のメーカーに同時請求する際もスムーズに進められます。
請求から到着までにかかる日数
カタログ請求から手元に届くまでの日数は、メーカーや取扱代理店によって異なりますが、目安として3営業日から1週間程度と考えておくとよいでしょう。在庫状況や請求件数の多い時期には、多少前後することもあります。
急ぎで比較検討を進めたい場合は、PDF版のカタログを併用する方法も有効です。紙媒体の到着を待つ間にデジタル資料で概要を確認しておけば、検討のスピードを落とさずに進められます。納期に余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。
パーテーションのカタログ請求が重要な理由

パーテーションは実物を見ずに選定すると、設置後に「思っていた質感と違う」といったミスマッチが起こりやすい製品です。カタログ請求は、こうした失敗を防ぐための基礎情報を得る手段として欠かせません。
製品の質感やサイズ感を正確に把握できる
パーテーションは素材や表面加工によって印象が大きく変わります。Webサイトの写真だけでは光沢感や布地の風合いまで伝わりにくく、実際の質感を誤解してしまうことも少なくありません。
カタログには詳細なスペック表や色見本、素材サンプルの情報が掲載されていることが多く、実寸のサイズ感も図面付きで確認できます。設置後の完成イメージを具体的につかむためにも、カタログ情報は重要な判断材料になります。
複数メーカーの製品を比較検討できる
オフィス内装の担当者にとって、一社だけの情報で導入を決めるのはリスクが伴います。複数メーカーのカタログを取り寄せることで、価格帯や機能性、デザインの傾向を横並びで比較できます。
各社の強みは、遮音性能に優れたタイプ、デザイン性を重視したタイプ、コストを抑えたタイプなど様々です。比較検討の材料が揃うことで、自社の用途に最も合った製品を選びやすくなります。
見積もり前の情報収集として役立つ
見積もりを依頼する前に製品の種類や価格帯を大まかに把握しておくと、担当者との打ち合わせが格段にスムーズになります。カタログには標準価格や施工にかかる目安期間が記載されている場合も多く、予算感をつかむ第一歩として役立ちます。
事前情報が乏しいまま見積もり依頼をすると、要望の擦り合わせに時間がかかってしまうこともあります。カタログ請求はこうした手戻りを減らす準備段階として位置づけられます。
オフィスレイアウトの検討がスムーズになる
パーテーションの種類や高さによって、部屋の圧迫感や視線の抜け方は大きく変わります。カタログに掲載された施工イメージやレイアウト例を参考にすることで、自社のオフィスに置き換えたときの雰囲気を想像しやすくなります。
とくに複数のレイアウトパターンを比較したい場合、カタログの図面情報が具体的な検討材料となります。社内での合意形成を進めるうえでも、視覚的な資料は説得力を持ちます。
カタログ請求の具体的な手順

ここからは、実際にカタログ請求を行う際の手順を7つのステップに分けて解説します。初めて請求する方でも迷わないよう、入力画面で必要となる項目を順番に見ていきましょう。
STEP1:公式サイトの請求フォームにアクセスする
まずはパーテーションメーカーや販売会社の公式サイトにアクセスし、カタログ請求ページを探します。多くのサイトではトップページやナビゲーションメニューに「資料請求」「カタログ請求」といったボタンが設置されています。
検索エンジンで「社名 カタログ請求」と検索すると、目的のページに直接たどり着けることもあります。フォームが見つかったら、次のステップである情報入力に進みます。
STEP2:会社名・部署名を入力する
請求フォームでは、まず会社名と部署名の入力を求められます。オフィス内装の検討は総務部や施設管理部が担当することが多いため、部署名まで正確に記載しておくと、メーカー側の担当者もスムーズに対応先を判断できます。
個人での問い合わせとは異なり、法人としての請求である旨を明確にすることで、その後のフォロー連絡もスムーズになる傾向があります。
STEP3:担当者名・連絡先を入力する
続いて、担当者の氏名と電話番号、メールアドレスを入力します。この情報は、カタログ発送後の問い合わせ対応や、見積もり依頼への案内メールを受け取る際にも使われるため、日頃から確認しやすい連絡先を記載しておくと安心です。
メールアドレスは誤入力が発生しやすい項目でもあるため、送信前に見直しをしておきましょう。
STEP4:希望するカタログの種類を選択する
パーテーションメーカーによっては、間仕切りタイプ、ブース型、可動式など複数のカタログを用意している場合があります。フォーム上でチェックボックスやプルダウンから希望する種類を選択できることが一般的です。
用途がまだ固まっていない段階であれば、複数の種類にチェックを入れて幅広く資料を取り寄せておくのも一つの方法です。
STEP5:送付先住所を入力する
カタログの発送先となる住所を入力します。会社所在地と実際に受け取りたい部署の場所が異なる場合は、部署名や内線番号まで記載しておくと、社内での配布ミスを防げます。
テレワークなどで担当者が出社頻度の低い場合は、確実に受け取れる住所を指定することも忘れないようにしましょう。
STEP6:入力内容を確認して送信する
すべての項目を入力し終えたら、送信前に内容の確認を行います。会社名や住所の誤字、連絡先の入力ミスがないかをチェックし、問題がなければ送信ボタンを押して手続きは完了です。
送信後に確認メールが届く仕組みになっている場合が多いため、迷惑メールフォルダに振り分けられていないかも合わせて確認しておくとよいでしょう。
STEP7:カタログの到着を待つ
送信が完了すれば、あとはカタログの到着を待つだけです。前述の通り、到着までは数営業日から1週間程度かかるのが一般的です。
到着予定日を過ぎても届かない場合は、入力した住所に誤りがなかったか、メーカーへ直接問い合わせて状況を確認してみてください。
カタログ請求時に準備しておきたい情報

カタログ請求そのものは簡単な手続きですが、事前にいくつかの情報を整理しておくと、届いた資料をより有効に活用できます。ここでは準備しておきたい5つの情報を紹介します。
導入予定のオフィス規模
パーテーションの選定は、設置するオフィスの広さによって最適な製品が変わってきます。数名分のブースを設けたいのか、フロア全体の間仕切りを検討しているのかによって、必要なカタログの種類も異なります。
おおよその坪数や設置予定の人数を把握しておくと、カタログに掲載された施工事例と照らし合わせやすくなります。
オフィスのレイアウト図面
既存のオフィスレイアウト図面があれば、カタログと合わせて手元に用意しておくことをおすすめします。柱や窓の位置、配線の取り回しなど、図面上でしか分からない情報は製品選定に直結します。
図面がない場合でも、簡単な間取りメモや写真を用意しておくだけで、後の見積もり依頼や打ち合わせの際に話がスムーズに進みます。
パーテーションを設置したい部屋の用途
会議室、執務スペース、応接室など、設置場所の用途によって求められる機能は異なります。遮音性を重視するのか、開放感を優先するのかによって、選ぶべき製品カテゴリも変わってきます。
用途を明確にしておくことで、カタログの中から自社に合った製品ページを効率よく絞り込めます。
希望する納期
パーテーションの導入には、発注から施工完了まで一定の期間を要します。オフィス移転や増床のスケジュールが決まっている場合は、逆算していつまでに発注する必要があるかを把握しておきましょう。
カタログには標準的な納期の目安が記載されていることもあるため、希望時期と照らし合わせて確認しておくと安心です。
想定している予算
パーテーションの価格は素材や機能によって幅があります。あらかじめ大まかな予算感を社内で共有しておくと、カタログの中から検討すべき価格帯の製品を絞り込みやすくなります。
予算が明確であれば、その後の見積もり依頼の際にも要望を伝えやすく、担当者とのやり取りが円滑に進みます。
カタログ請求以外の情報収集方法

カタログ請求は代表的な情報収集手段ですが、それ以外にも製品理解を深める方法があります。目的や状況に応じて、これらの手段を組み合わせて活用することをおすすめします。
PDFカタログのダウンロード
急ぎで情報がほしい場合は、公式サイトに掲載されているPDF版のカタログをダウンロードする方法が便利です。紙のカタログを待たずに、その場で製品概要や価格帯を確認できます。
社内での共有もメールやチャットで手軽に行えるため、複数人での検討を進めたいときにも重宝します。紙のカタログと併用することで、より効率的な比較検討が可能になります。
ショールームでの実物確認
写真や図面だけでは伝わりにくい質感や操作感を確かめたい場合は、ショールームへの来訪が有効です。実際にパーテーションを開閉したり、素材に触れたりすることで、カタログ情報だけでは得られない実感が得られます。
主要メーカーは都市部を中心にショールームを構えていることが多いため、事前予約のうえ訪問してみるとよいでしょう。
展示会への参加
オフィス関連の展示会では、複数メーカーの製品を一度に見比べられるという利点があります。新製品や最新のトレンドをまとめて把握できるため、市場全体の動向を掴みたい担当者には特に有効な手段です。
展示会場では担当者に直接質問できる機会もあり、カタログだけでは分からない細かい仕様についても相談しやすいという特徴があります。
施工事例ページでのイメージ確認
各メーカーの公式サイトには、実際の導入事例を写真付きで紹介している施工事例ページが用意されていることがよくあります。業種や部屋の広さが近い事例を探すことで、自社への導入イメージがより具体的になります。
カタログの製品情報と施工事例を組み合わせて確認することで、完成後の姿を立体的にイメージしやすくなります。
問い合わせフォームでの直接相談
カタログを一通り確認した後、疑問点が残る場合は問い合わせフォームから直接質問するのも一つの方法です。特殊な設置条件や特注サイズの相談など、カタログだけでは判断できない内容にも対応してもらえることがあります。
具体的な相談内容を事前に整理しておくと、回答も的確で早く返ってきやすくなります。
カタログ請求後の流れ

カタログが手元に届いたあとは、実際の導入に向けた検討フェーズへと移ります。ここでは製品比較から見積もり依頼、打ち合わせまでの流れを整理します。
カタログ到着後の製品比較
複数社のカタログが揃ったら、価格帯や機能、デザインの傾向を一覧化して比較すると検討が進めやすくなります。項目ごとに整理することで、自社の優先順位に合った製品が見えてきます。
| 比較項目 | 確認ポイント |
|---|---|
| 価格帯 | 標準仕様と特注仕様の差額 |
| 遮音性能 | 会議室や執務室での用途適性 |
| デザイン | オフィスの内装との相性 |
| 納期目安 | 希望スケジュールとの整合性 |
こうした表を作成しておくと、社内での説明や合意形成の際にも活用できます。
見積もり依頼への進め方
候補となる製品が絞り込めたら、次は見積もり依頼のステップに進みます。カタログ請求時に整理しておいた設置場所の情報や希望納期、予算感を伝えることで、より精度の高い見積もりを受け取りやすくなります。
見積もり依頼の際は、図面や写真を添付すると担当者側の検討もスムーズです。複数社に同条件で依頼し、比較検討することもおすすめします。
施工相談・打ち合わせの実施
見積もり内容に納得できたら、施工に関する具体的な打ち合わせへと進みます。現地調査のスケジュールや施工方法、工期など、実際の作業に関わる詳細を詰めていく段階です。
この段階まで来ると、カタログ請求から始まった情報収集が、実際のオフィス環境づくりへと形を変えていく実感が得られるはずです。
まとめ

カタログ請求の流れは、公式サイトのフォームから会社情報や送付先を入力し、到着を待つというシンプルな手順で進みます。事前にオフィス規模や用途、予算などを整理しておくことで、届いたカタログをより有効に活用できるでしょう。
カタログ請求はゴールではなく、見積もりや施工相談へとつながる出発点です。PDFカタログやショールーム、施工事例なども組み合わせながら、自社に合ったパーテーション選びを進めてみてください。
カタログ請求の流れについてよくある質問

- カタログ請求に費用はかかりますか
- パーテーションメーカーの多くは、カタログ請求を無料で受け付けています。送料についても基本的にメーカー負担となっているケースがほとんどです。
- カタログ請求後にしつこい営業がありますか
- 資料送付後の確認連絡はあるものの、過度な営業活動を行うメーカーは多くありません。気になる場合は、フォームの備考欄に「まずは資料のみ希望」と記載しておくと安心です。
- 個人でもカタログ請求はできますか
- 多くのフォームは法人利用を想定していますが、個人事業主や自宅オフィス用途での請求を受け付けている会社もあります。事前に対象範囲を確認しておくとよいでしょう。
- カタログが届かない場合はどうすればよいですか
- 入力した住所やメールアドレスに誤りがないか確認したうえで、届かない場合はメーカーへ直接問い合わせるのが確実です。
- 複数社に同時にカタログ請求してもよいですか
- 比較検討を目的とする場合、複数社へ同時に請求することは一般的な進め方です。むしろ選択肢を広げるうえで有効な方法といえます。



